2016年3月14日月曜日

【ネタバレ注意】knznymmmyのガンダマニア入門5

Gレコは叩けば叩くほど臭い話題が出てくる。
純粋なアニメとしてはあまり面白くないが
裏読みのし甲斐があるという理由で星4つに格上げ。
通常のブログの三倍で突き進む。トランザム!
富野が第1話のチアガールの中に「男の娘」がいる
と発言しているのを見つけた。→リンク
私も最初は全然気付かなかった。
確かにチアガールの声優の中に男がいる。
実はこのキャラが正解。ビックリ顔のデレンセン教官殿の前を
マニー、ノレドの次に通る時「ハーイ」ってひと言。
言われてみれば中性的な声に聞こえなくもない。
中の人のサンプルボイスを聞いてみると確かに「ハーイ」の声だ。

確かにこのキャラだけ妙な箇所がある。
他のキャラは胸元がリボンなのにこいつはスカーフ。
先程のリンク先では喉仏を隠しているのかと推測。
第2話で再登場の時もスカーフ。
第5話で再登場の時もスカーフ。
過去記事で書いたロラン=セアックの女装とも重なる。
同性愛・LGBT系の話題だ。同性愛はヤツらの好物のひとつ。

また、ロラン=セアック関連でも色々判明した。
ひとつにはロランの宝物の金魚。
あれは「メリー」という名前だった→参考:wiki
メリーと言えば、ロランは必要以上に「メリーさんの羊」を歌う。
例えば第1話冒頭の大気圏突入時。
これは単なる「メリー」つながりではない。
ひとつには「」はキリストの象徴である。
キリストは「神の小羊」と呼ばれる。

例えばヨハネ伝1章29節と36節でバプテスマのヨハネが
キリストの事を「見よ、神の小羊」と言っている。  

またキリスト自身も「私はよい羊飼いである」と称した。
(ヨハネ伝10章11節)

次にメリー=メアリー=マリアである。
例えば「メリーさんの羊」の原題は"Mary Had a little Lamb"
このメリー=メアリー=Maryは
英語では聖母マリアを指す単語でもある。
よって「メリーさんの羊」は「マリアの羊」。
そこへ「神の小羊イエス」という概念を足せば
「メリーさんの羊」イコール「マリアの子、神の子イエス」
という事になる。
また、魚=イクスースが「神の子イエス」を指すのは既出。
その流された「メリー」を追いかけた結果ロランは溺れる。
それをハイム家の人々に助けられた事で物語が動き出した。
一方、イエス=キリストの公生涯はヨルダン川で
洗礼を受ける所が始まり。
え?子供時代のイエスがラビを論破して驚嘆?
あんなもの与太話だw 信じるほうがおかしい。

物語が動き出すキッカケが似ている。但し、溺れるのと洗礼は違う。
洗礼式で溺れるバカの話など聞いた事がない。
しかし水中に一旦沈むのは同じだ。
また、キリスト教の能書きでは洗礼には生まれ変わりの意味がある。
古い自分を捨てて=一旦死んで、新しい自分になる=再生する
という事だ。一旦死ぬ、まして水に沈んで死ぬのなら
溺れるのと同じだ。そして「死と再生」はヤツらの大好物。
例えばエヴァンゲリオンはdeath and rebirthとズバリな
サブタイトルを劇場版に付けていた。

また、キリストは下層階級やマイノリティへの布教を重視した。
具体的には十二弟子の中には取税人や漁師等がいる。
一方ロラン=セアックはwikiによると
月の運河でをして暮らす下層階級「運河人」であったが、
体質が遺伝的に弱く漁をして生活し続けていくことは難しい
との事。漁師で下層階級で遺伝的に弱い。いかにもヤツら好みだ。
しかも黒人なのにアルビノ。
こういう下層階級やマイノリティのルサンチマンに便乗するのは
キリスト教の伝統芸だ。
またこの視点で考えるとこの風景(↑)にも納得がいく。
聖書によるとヨハネがバプテスマを授けていたのは荒野。

バプテスマのヨハネが荒野に現れて、
罪のゆるしを得させる悔改めのバプテスマを宣べ伝えていた。
(マルコ伝1章4節)

荒野と言っても色々あるだろうがヨハネが活動していた荒野は、
昔からヨルダン川が流れていた。
しかも聖書の時代から水量は豊富だった。例えば
イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。
すると、見よ、天が開け、神の御霊が鳩のように自分の上に
下ってくるのを、ご覧になった。(マタイ伝3章16節)

「水から上がる」のなら少なくとも膝ぐらいの深さはあったはず。

ヨハネもサリムに近いアイノンで、バプテスマを授けていた。
そこには水が沢山あったからである。
(ヨハネ伝3章23節)  

洗礼と言って全身を水に浸すのではなく、頭に水をかけるだけの
洗礼もある。しかしそのやり方は略式だ。
少なくとも聖書にはそういうやり方は書いていない。
全身を水に浸す浸礼が正式。たとえば(↑)これぐらい(笑)

この理屈で考えるなら水浴び前にコヨーテに襲われたのは
荒野で悪魔の試練を受けたというキリストの逸話の再現か?
イエスは四十日のあいだ荒野にいて、サタンの試みにあわれた。そしてもそこにいたが、御使たちはイエスに仕えていた。
マルコ伝1章13節 その他マタイ伝4章等にも有
参考動画:滴礼 再生時間34秒で「死んで云々」と
能書きを並べている。ホラ見ろ。やはり洗礼=死と再生だ。
しかし見てるとこの動画色々ひどいな。本当にこれキリスト教か?
プロフ欄ではペンテコステ派と書いてある。
私はコレ、キリスト教ですらないような気がするんだが。
カルトのイニシエーション。しかも間違ったイニシエーションを
アホ面下げて実行するクズども。全員死ね。

さて、聖書の「荒野」は浸礼ができるのだから

砂漠地帯ではなく「未開の地」という意味での荒野だ。
ターンAでも畑等、文明的な何かを感じさせるものは見当たらない。
そもそもキエルとソシエが裸で水浴びするぐらいだから
民家からもかなり離れていたに違いない。

また、このキエルとソシエの水浴びから
この場面は出エジプト記にもつながると分かる。
モーセはパロの命令で川に捨てられた。
それをパロの娘が見つけた所から出エジプトの物語が始まる。

時にパロの娘が身を洗おうと、川に降りてきた。
侍女たちは川べを歩いていたが、彼女は、葦の中にかごのあるのを見て
つかえめをやり、それを取ってこさせ
(出エジプト2章5節)


まずキエル=ハイムはムーンレースの女王の
ディアナ=ソレルと瓜二つ。だから王の娘の役割に相応しい。
しかも白肌金髪青目。ロランも黒人なのに青目=アルビノ。
アシュケナジーユダヤ乙
(注:モーセがヘブライ人というのは経歴詐称ではないのか?
本当はエジプトの王族ではないのか?と言われる。
例えばフロイトの著書「モーセと一神教」)

「ハイム家は溺れてなきゃヨソ者には出入りできない所」
というセリフもある。これも王家としてふさわしい。
キエル=ハイムは女中のジェシカに下流から助けろと指示をした。
つまり女中のジェシカ=川辺を歩いていた侍女(出エジプト)だ。

この時の縁が元でモーセはパロの娘の子供となった。
一方、川で溺れたのを助けられた縁で
ロランはハイム鉱山で働き出す。ここも似ている。

次にモーセが起こした行動は殺人事件。
エジプト人がヘブル人を苛めているのを
見ていられずに手を出した結果殺してしまった。
(出エジプト2章11節12節)
これもターンAと似ている。
ロランはムーンレースである事を隠して地球人として生きていた。
しかしムーンレースと地球人が争うのを見て我慢できなくなって
自分はムーンレースだと叫んでしまう。
身分の隠蔽。異民族の諍い。見ていられずに介入。同じだ。

また、ベルリ=ゼナムについても色々分かってきた事がある。
そもそも最初にこの名前を見た時から
私はこれはバアル系の名前じゃないのか?と考えていた。
調べれば調べるほどクサイ情報がザクザク出てくる。

ニコニコ大百科(リンク)によると
最初の設定ではベの名前はベだった。
ベリルとは緑柱石。
しかし富野が「ベルリ」と言い間違える事が多く
挙句に「俺は悪くない。名前が悪い」と言い出した。
そのせいで「ベルリ」に変わった。

さて、ベリル=柱石と聞いてピンと来たかもしれない。
ベリル=緑柱石=緑色=偽りのキリストのテーマカラー。
勿論、ネツアクの色でもある。
そしてベリルの一種がエメラルドの原石。これはヤツらの好物。
例えば、まどマギ裏読み入門にも出てきたヤツらの大好物のイシス。
イシスは別名「エメラルドの貴婦人」 
同じくヤツらの大好物の女神アテナ。
アテナは胸当てにエメラルドを付ける
また、アテナの特徴のひとつは目が緑という事。
あら・・・あたし?
アイーダのGアルケインは目が緑。
ちなみにアルケインはダブルオーに出てきたアルケーガンダムと
語源が同じと思われる。コイネーでアルケーとは「始まり」
たとえばヨハネ伝1章1節→参考:interlinear bibleリンク
尚、Gセルフは目が黄色なのでG系が全部緑目という訳ではない。
そしてアテナは緑の服を着る事が多い。
あ・・・じゃあ、あたしだチュチュミーも
ラライヤは服の上下、靴、髪、チュチュミー、パイスーも全て緑。
但し目は青。
15話16話でモランを動かした時などはパイスーが黄色。
17話冒頭でGセルフに乗った時も黄色パイスー。
本来、ラライヤには緑のパイスーがふさわしい。
実際、22話の序盤でGルシファー搭乗開始と同時に
緑パイスーになる。
なぜ中途半端に黄色のパイスーを着たのか?というと
これは「ラライヤ=マンディは何者なのか?」
という問いにつながる。ぶっちゃけララアだろjk
「ファースト」に出てくるララア=スンが黄色パイスー。
名前が中途半端に似ているだけではない。 
黒人・アルビノの目・髪型がお団子2つ・デコにポッチ有
という所も共通。
だからオマージュでラライヤも一旦黄色にする必要があった。
ちなみに戦闘中に敵同士がテレパシー会話をするという
ダブルオーの「意識共有領域」も元祖はこのララア戦と思われる。 
(少なくともガンダムシリーズにおいてはそう)
ラライヤのモランは借り物だったが
17話でようやく専用機ネオドゥ登場。
ネオドゥは緑。ラライヤ=マンディのテーマカラー。
そしてラライヤの原点と思われるララア=スンも専用機は
エルメス=緑。勿論エルメスはヘルメス=トリスメギストス
(スペイン語・フランス語等hを発音しない言語は多数ある)
このエルメスについたアダ名は「とんがり帽子」
「とんがり帽子」ってまさかフリギア帽か?
しかもララアの別名は「ソロモンの亡霊」
ソロモン=古代クソラエル王国の最後の王。
悪魔系・魔術系・フリメ系でもよく話題になる王だ。
そして悪魔と言えばGルシファー=ラライヤ。連続ヒット乙。

更にバアル系の悪魔にベルフェゴールがいる。→wiki 
バアルというのは、神話や悪魔を見ていると
神仏習合的に元々別の物がひとつになったりする事はよくある。
だからバアル系と書いた。このベルフェゴールは
モアブ(=現ヨルダン)の神バアル・ペオルが原型。
旧約聖書の民数記25章に登場。
え・・・?こいつはバララ=ペオール(↑)
そうか。こいつの語源はそこか(笑)
バララ=ペオールの特徴と言えば謎のウサ耳。
ツノ2本はサタニックサインというのは過去にも書いた。
実はベルリ=ゼナムの階級章もウサギ。襟元注目。
ベルリのパイスー初着用は5話中盤。
その時点でウサギ印はついている。
「ノレドがつけたアップリケ」と書いているブログ等もある。
私が見直した範囲内ではそういう裁縫の場面は無い。
おそらくは公式ガイドブックか何かにそういう説明があるのか?

二人に共通するウサギ属性はズバリ、サタニックサイン。
ベルフェゴールを示す。
ベルフェゴールの特徴のひとつはツノが2本生えている事。
ツノ2本=サタニックサイン=ウサミミ2本だ。
まして、元の名前とソックリのバララ=ペオールが出てくれば
ビンゴだろう。
そして勿論、Gセルフもツノ2本。
本来のガンダムは眉間からV字にツノが生えるのが正式。
参考:初代ガンダム 別名ファースト 1979年
参考:2代目ガンダム マークII 1985年
(ただし添付画像はリメイク版=2005年の新訳ゼータより)
参考:3代目ガンダム ゼータ 1985年
参考:4代目ガンダム ダブルゼータ 1986年
参考:最近のガンダム エクシア (ガンダム00 2007年)
参考:最近のガンダム ナドレ(ガンダム00 2007年) 
参考:Gアルケイン 2014年 
どれもこれも眉間でV字だ。なのにGセルフはなぜ 
こんな半端な位置に移した?というと悪魔ベルフェゴール。
また、ガンダムの別名と言えばファーストでは「白い悪魔
Gレコでも26話の序盤でマスクが「Gセルフは悪魔か!?」
と言っている。
この場面。全方位レーザー出した時のセリフ。
悪魔というかベルフェゴールです
ちなみにラライヤも階級章もウサギ。但しベルとは左右逆。
こいつトワサンガでの階級は無いのか?これは17話中盤。
ベルフェゴールは金星の悪魔でもあるので
ネツアク=金星が繰り返し出てくる本作には相応しい。
それからバララ=ペオールのウサ耳は取り外し可能。
これは17話前半。外せばハナクソがほじれる便利な耳だったw

ベルフェゴールのもうひとつの有名な特徴は「便器に座る悪魔
これでなぜGレコが必要以上にウンコするアニメなのか分かった。

とりあえず今回はここまで。
次回記事はベルフェゴールの続きから。
アイーダさんのウンコプレイもあるでよ

最後はお約束のひと言をオナシャス。
「黒幕はキリスト教徒!」