2015年11月11日水曜日

華麗なるlinuxの世界3

では、前回までの記事の結論で
windowsを捨てよう、ubuntuを使え」という話になった。
そこでubuntuの入手・導入について説明する。
まあ、ggrksという話なんだがw
それを言うとこのブログそのものが終わりかねないので(ry

ubuntuも含めlinuxのダウンロードページには

多くの種類のダウンロードリンクが貼ってある。
当然、どれが自分に適しているのかを判断する必要がある。


大部分の人は
「ぱそこんを買ったらコレが入ってたからコレを使っている」
という程度の理由でOSを(結果的に)選んでいるのだろう。
ソレが使いやすいのかどうかもよく分からないし、
店員の説明は半分ぐらい意味不明だし、という状態のまま、

いいのか悪いのかすら分からずに、
いや、むしろ分かりたくないまま、
windows7なり、windows8なり、使っているのではないか。

その結果が、不平不満だけは一人前なのに

やってる事は奴隷そのもの、という矛盾だ。
それを改めようというのがこの連載の主旨でもある。
改めるには、自分自身でOSを選択する事も必要になる。
当然、選択するには「これって何なの?」というのを

理解しないと困る。分かりもしないものは選びようもない。
そこで実際の画面を紹介しながら用語の解説等をする。


ここが本家ubuntu。マー君は南アフリカ出身だが現在英国在住。
カノニカルもロンドン。当然ubuntuも英語中心で開発。
HP上部のdownloadから進めば、

どのubuntuをダウンロードするか選択する画面になる。

普通の日常用途、例えば、ぐーぐる検索、ついったーその他は、

ubuntu desktopだ。

ubuntu serverはサーバー用。
windowsにもwindows serverがあるので少し似ている。
とはいえ、ubuntuの場合はCLI=コマンドライン=文字だけの

ガチサーバーだ。
GUI=アイコンその他があるwindows serverとは色々違う。 
コマンドラインというのは例えばエヴァのTV版7話で
ミサトがJA内部で端末操作をしていた画面等が該当する。
リツコがMAGIを使う時も時々CLIになっている。

ubuntu kylinは私もよく知らない。初登場は2013年4月。
英語版wikiを見るとカノニカルが中国共産党政府と共同開発云々。
普通のubuntuでも言語設定は中国語にできるのだが
何が違うのかはよく分からない。

ここ 等を見ると、単に言語が中国語なだけじゃなくて
検索エンジンとかカレンダーとか色々中国仕様(?)
わざわざ中国だけ特別仕様のOSを作るのか。
習近平がエリザベス女王と馬車に乗っているのを思い出した。
画像検索していたらこんなの(↑)を見つけた。
エリザベス女王のタスキ(?)が青色=左目=英米=キリスト教。
まあ、婆様は服のカラーバリエーションが多い事でも有名なので
単純にこの1枚の画像だけで決めつけるのはよくない。
参考。"the queen's color chart"

15.10と14.04LTSの違いは前回記事で説明済み。
15.10は最新版だが長期サポートが無い。
14.04はちょっと古いが長期サポートがある。
他に必要そうな用語としては32bit/64bitか。
基本的に最近のCPUなら64bit対応のはずなので64bit版でいい。
しかし一部のatom等、32bit版しか動かないCPUもある。
各自の使っているCPUが64bit対応なのかどうか調べてほしい。
勿論、メーカーのコールセンターのおねえちゃん
(注:中身は大抵ババアだぜ?)に聞くのは
調べる内には入らない。
最低でもマニュアルの仕様書ぐらい見ようという話だ。
というか、そもそもPC購入の段階でCPUが何なのかぐらい
意識しないと論外という話だ。
理解できる数字が値段のみだったら
小学生レベルから進歩してないじゃないかという問題提起だ。
 
私のメインPCだったらCPUはintel i3 4370
型番で検索するとintelのHPが出てくる。「命令セット」の所。
64bit。もちろん、64bit OSを入れるなら
今後追加のアプリも64bit版を入れなくてはならない。
(32bit版でも動いてしまう雑なアプリもある事はある)

いや、そもそもOSなんか数年前に64bitに
完全移行していなければならない。
いまだに32bitOSなんかがまかり通るのは、
バカでグズなマヌケが足を引っ張っている事が原因。
そのバカの名前をマイクソソフトという。

プルダウンで32bitなり64bitなり選んでオレンジのダウンロードボタンを押せば
後は回線速度次第で1時間なり何なりでubuntuが落ちてくる。

torrentの使い方が分かる人は下の
alternative downloads and torrentsから進めばいい。
以前私が書いたpdfでは「torrentとは何か」という所から
説明したが、どうも不人気なので今回は省略。

ubuntu japanese teamのHPから日本語remix版
落とすならこちら
この記事を執筆中の時点(2015年11月10日)では

まだ15.10のダウンロードリンクが無い。
本家ubuntuが発表された後でjapanese teamが作業開始する。

だから本家では既に15.10が落とせるのに
japanese teamからは落とせないというズレた状態が発生する。
これが私が本家版を使いたがる理由のひとつ。
どうせ使うなら最新版を使ってみたいという事だ。

本家版は日本語版とくらべて
メッセージが英語の率が高かったりする。
しかし、英語のレベルとしてはせいぜい高1レベル。
専門用語が混在するせいで面倒に見えるが英語そのものは簡単。
あとは、せいぜい、日本語を使ったファイル名で
圧縮ファイルを作った時、文字化けするかしないかという程度。
勿論、本家版でも文字化けを防ぐ方法はあるし、(例えばunar)
そもそも日本語のファイル名なんか使ってる時点で
ドシロウト以下。会社勤務でもすればこの程度常識以前の問題。
こんなミスをやらかすバカは、
せいぜい、ぱそこん教室で近所のジジババと
エクセルごっこでもしておけばいい。

japanese teamのHPでひとつ大事な用語があったので
説明をしておく。「リポジトリ」
これは喩えるならば、あいほんの「アプリストア」
アンドロイドの「google play」みたいなもの
ソフトウェア等が保管してあるインターネット上の場所。
ほしいアプリ等を取りに行く場所。
「ベクター」や「窓の杜」ともちょっと似ている。

では、ここまでの内容でubuntuのダウンロードはできたはず。
ところで先程のダウンロードページ(→リンク)には
 (md5sum: xxx...)と長い文字列が書いてあった。

これがハッシュ値。ダウンロードが完全かどうかを確認する。
isoファイルのダウンロードのように長時間かかるものは
途中でほんのちょっとだけ不具合が起きる可能性もあり得る。
勿論、完全にインターネットが切れてしまえばエラーになるが
たまに「エラー未満だが実は不具合がある」という
面倒くさい状態になる事がある。
ハッシュ値はそのチェックに使う。
ハッシュ値とはファイルの内容、
例えばisoファイルのデータの内容を数学的に計算して
文字列(先程のmd5云々)に変換したもの。
特徴は、ほんのちょっとでもデータが違えば
ハッシュ値が完全に別になるという事。
例えばjpeg画像をソフトでごくわずかに修正しただけでも
ハッシュ値は全く変わる。
たとえばこの画像。GIMPで少しいじってあるのだが
分かるだろうか?
実はほむらの左目に1ピクセルの白い点を入れてみた。
これが作業中の画面。800%で拡大して作業中。
でっかい紫の丸はほむらの左目。矢印の先に問題のドットがある。

こんな僅かな違いでもハッシュ値を計算すると
元画像とは全然別物になる。今回私が試した例だと

a433ba0c0a7d7161ef25cf3411c3c5b4  homura1.jpg
8615d040b2bb2c0dba14fe1c8c5557fc  homura2.jpg


大違い。カスリもしなくなっている。
linuxやmacは最初からハッシュ値計算プログラムあり。
windowsはバカだからそんなものは無い(嘲笑)
windowsではフリーソフトを入れて計算する事になる。
たとえば、アホのMSが無い知恵を絞って作ったクソソフトがこちら

そして計算したハッシュが無事HP上のハッシュと一致すれば
DVDでに焼く事になる。
まさかDVDの焼き方が分からない人はいないと思うが
ubuntuのHPでも画像付きで説明がある→リンク
というか、DVD焼くのなら普通img burnではないのか?→リンク
deep burnerとか嫌いだし、
ましてwindowsの標準機能なんか大嫌いだ。

DVDが焼ければ実際のインストール前に
一度liveで起動するべきである。
windowsは店で7なり8なりのDVDを買ってきても
まずはインストールを済まさないと何もできない。
しかしlinuxの大部分はlive起動させて
未インストールのままOSとして使う事ができる。
例えばインストール作業が済んでいないまま
ツイッターでつぶやける。
centos等一部live対応版と未対応版が別れるOSもあるが
(例→centosのDLページではlive対応・未対応で分かれている)
ubuntu desktopならデフォでlive対応。
光学ドライブから起動させたら
「このままインストール」か「一旦live起動で試用」が選べる。
光学ドライブは読み込みが遅いので動作がモッサリする。
しかし、音は出るのか?ネットはつながるのか?
等のチェックをするためには必要だ。

何も考えずにいきなりインストールしてしまうと
後から「インターネットがつながらない」等悩む事になる(かもしれない)
基本的にはそこもggrksで対応するしかないのだが
ぐぐろうにも、そのインターネットが今死んでるじゃないか!
という事態を避ける訳だ。

万が一、インターネットがつながらなかった場合だが
これは、最悪、私がfedora23をやめて
ubuntu15.10に来たのと同様
別のlinuxを使う事を含めて検討する事になる(かもしれない)

ただ、twitterでは何回かつぶやいたのだが
最近のNECルーター。DHCPがおかしいのではないか?
多分、コレ、原因はwindowsにあるような・・・。
windowsがまたいつものルール違反をしているせいで
NECが必要以上にwindowsに媚を売っている事が
原因のような気がする。
私は現在DHCPは切って手動でローカルIPを設定している。

実際のインストール作業については、
windows OSのインストールみたいなもの。
基本は次へ次へと進むだけ。
但しwindowsがインストール済みのパソコンだと
ubuntuオンリーにするのか、windowsと共存させるのか
選択画面があるというのは違いだ。

注意:共存のためにはパーティション操作をする事になる。
windowsが残せるからと言って頭カラッポのまま
ホイホイ次へ次へと進むのは危険。
最悪、全データ消失でと泣くことになる。
私が散々口を酸っぱくしてデータは外部に保存と言っているのは
こういうデュアルブートも想定しての話だ。

最後はお約束のひと言をオナシャス
「黒幕はキリスト教徒!」

みかん、いや、未完


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