2015年11月15日日曜日

華麗なるlinuxの世界5


外国語学習の視点で見るubuntu 

では前回記事で「次回説明」」と書いたものの説明。
VLCは多種多様なコーデックに標準対応したメディアプレイヤー。
winやmacの世界でも鉄板ソフトとして君臨している。
エロDVD鑑賞等でも大活躍のVLCだが
語学学習ツールとして優れている点を説明したい。
私が語学学習にVLCを使うのはホットキーの存在が大きい。

まずは設定画面を開く。
VLCに限らずメニューバーは画面全体の最上段に出る。
これはubuntu全般の共通点だ。
windowsでは赤丸の位置にメニューバーが出るはずだが
青矢印の位置にメニューが出ている。これはmac OSXと共通。
ウインドウを閉じるバツが左上に出ているのもmac OSXと共通。
そういえば、左上のバツを押す代わりにctrl + Qで各アプリが終了できる。
これもlinuxとmacの共通点だ。
windowsではalt + F4なのだが・・・
windowsユーザーはバカばっかりだから多分これも知らないだろう。
尚、fedora/centosはまたubuntuとは多少違う。
バツは右上だしメニューバーは各ウインドウの上段に出る。
いや、正確にはこれはgnomeとunityの違い。
そしてカスタマイズもできるが長くなるから省略。
参考。OSX Yosemiteのsafari 
やはりバツは左上でメニューは画面全体の最上段だ。

さて、メニューバーの「ツール」→「設定」で設定画面が出る。
そこのホットキーで設定ができる。
青丸の箇所が私が「語学学習に適している」と主張する箇所。
「少しだけ速く」「少しだけゆっくり」というのは
再生速度を0.1倍刻みで調整する。
例えば発音が難しいと思ったら0.7倍速ぐらいで何回か聞けばいい。
逆に慣れてきたら1.5倍速ぐらいで聞いてリスニング強化に使える。
「戻る」や「進む」の所に1から8の数字が割り当ててあるが
これは私がカスタマイズしている。標準のキー割り当てではない。
この「戻る」や「進む」は再生位置。スキップみたいなもの。
この設定にすると

1で再生位置が3秒戻る
2で再生位置が3秒進む
3で再生位置が10秒戻る
4で再生位置が10秒進む 
5で再生位置が1分戻る
6で再生位置が1分進む
7で再生位置が5分戻る
8で再生位置が5分進む

例えば例文をもう一度聞きたい時は1を押すとか
長い例文だったら1を2回押すとか実に使い勝手がいい。

私が報道ステーションを2倍速で見るのもこのへんを使っている。
テレビなんかジジババ向けにノロノロ喋っているではないか。
あんなもの普通の再生で見ていたら頭が悪くなると思う。 
例えばCMに入ったら6を押すと大体番組再開位置まで飛べる。
古舘や木村草太あたりがつまらない屁理屈をこね出したら
4を何回か押せばスッ飛ばせる。 

ところで動画だと再生速度が現在何倍か画面右上に表示される。
或いは再生位置をスキップする度に現在何分何秒の位置か表示される。
音声ファイルだとそういう表示が出ない。
別に、再生位置なら画面下部のシークバーを見ればいい。
速度にしても、そんなに何度も変える物ではない。 
しかしたまに気になる事もあるのでそういう時のヒント。
「メニューバー」→「オーディオ」→「視覚化」の中のどれかを選べば
再生中の音に合わせて波状の模様が表示される。
この波状模様が出ている状況下では速度調整するたびに現在速度が出る。

「次のフレーム」の「e」はコマ送り。
例えばエヴァやまどマギで物騒なものが瞬間的に映る事がある。
そういうものを見つけた時、「あれ?今の何?」と確認するのに使える。
スペースが再生or一時停止でもあるのでスペース連打でもいい。

また、メニューバーの「ビデオ」の最下段に「スナップショットを撮る」
があるのも大きい。
ついったーで私がまどマギのスクショをあげてイルミちゃんがどうこうと
書いている時は大体これで画像キャプチャをしている。 
まだまだ、VLC道も極めるのは長い道のりだ。
例えばネットワークストリーム・・・マルチキャスト・・・ポート開放・・・
luaのエクステンション(参考)・・・。また追々。  

VLCとテキストを自炊した圧縮ファイルがあれば語学学習は実に捗る。
テキストの自炊はスキャナで行うが、探せばlinux対応のものもある。
例えば私が使っているscansnap s1500
過去にはubuntuどころかraspberry piでのスキャンにも成功している。
参考→その時のtweet1 tweet2 

ふふふwww ついにスキャナをレズビアンで動かすことに成功した
これでにゅいんどーず等いつ滅びようが知った事ではない
元々scansnap s1500だからlinuxで動くって話は聞いていた
だがレズビアンで動かすにはどうするか
実は日経LINUXの過去記事に手順が公開されている
scansnap s1500持ってる奴は解像度250なんか
どうやって指定するんだか調べてみろw
フツーの画面には選択肢(ドロップダウン)として出てきません
添付は450dpiと250dpiの画像を拡大して並べたもの 

現在読者諸氏が持っているスキャナがlinux未対応でも
そういう時はwindowsに戻ればいい。
例えばインストール時に紹介したデュアルブートだ。
virtualboxは速度が遅いからスキャンがノロノロで苛つく。

「周辺機器で使えないものがあるからlinuxなんかダメなんだ」という
工作員丸出しのアホな意見は鵜呑みにしないように。
OSの問題とドライバーの問題をすり替えるのは卑怯だ。

なぜwindowsは周辺機器が使えるのか?

単純な話でメーカーがドライバーを作っているからに他ならない。
windowsが優秀だから周辺機器を使える訳ではない。
ドライバー無しではwindowsだってデクノボーだ。
では、なぜ、メーカーはwindows用のドライバーを作るのかというと
それは9割のパソコンがwindowsだからだ。
別にwindowsが優秀かどうかは全く関係がない。
この9割のシェアだってwindowsが優秀だから勝ち取った訳ではない。
シェア拡大の為に盗用だの脅迫だの散々汚い事をやってきたではないか。
それを今更知らんぷりして優秀性云々にすり替えるとは
まるで原発推進派の御用学者なみの卑怯な意見だ。

スキャンができた画像はリカバリーレコード付きのrarで圧縮しておく。
私はここではwineでwinrarを使って圧縮している。
(linux用のrarコマンドも存在する)

自炊したテキストを見るのはmcomix推奨。unrarも入れる。
unarではない)
CDのリッピングは私はitunesが好きなのだが
これもwineでは動かないのでデュアルブート推奨。
別にitunesに拘らないのならubuntuでもCDののリッピングぐらいできる。
wav→mp3は私はitunesでやっているが、
linux限定でやるなら例えばffmpeghandbrake等。

また、外国語学習と言えば、英語とは限らない。
キーボードで英語のアルファベットとは違う文字をどうやって打つか
という問題も出てくるだろう。たとえばこれ→à é î ö ç どう打つ?
ぐぐってコピペ?アホか

しかしその点もubuntuは実に簡単。
launcher→システム設定→テキスト入力で画面左下にプラスが出る。
そこを押せば言語の一覧が出るから追加希望の言語を選べば良い。
ヘブライ語とかマニア向けの言語もあるし
聞いたこともないような言語もある。 
例えば本家版のubuntuをインストールした直後は
ここから日本語を追加する。 
後はsuper + spaceで切り替えて入力し放題。
勿論、初めて学習する言語では、どれを押せばどれが出るのか
分からなくて当然だが、そういう場合は
キーボードレイアウト表で現在の設定を表示させる事もできる。
これはフランス語の配列を表示したところ。
アクサンやセディーユ等、英語には無いものが並ぶ。
スクショを撮って英語と違う箇所でも適当に赤丸つけて
日記帳の表紙にでも貼り付けておけばいい。

これはmacでも似たような事情である。少しぐぐればいくらでも出てくるが
macも外国語のキー配列を導入するのは簡単。 

参考リンク1
Macintoshはフランス語入力がとても簡単なので、
大学のフランス語の先生はみなMacintoshユーザーでした。

参考リンク2
昔、知人からMacであれば特定のソフトを使わずとも、
すごく簡単にフランス語やその他外国語の入力が
スムーズに行えたと聞きました。

参考リンク3
マックの多言語化はwindowsより歴史が長いんですよ。
OS Xになってから完全多言語化しております。
もしOS 9でも問題なし。だから、日本の多言語を扱っている企業は、
古くはmacしか使えなかったという歴史もあるほどです。

windowsはバカ御用達OSだから結構面倒らしい。
一応コンパネからゴチャゴチャすれば設定もできるらしい。

キー配列と言えば私はhappy hacking keyboardのUS配列を使っている。
US配列のキーボードでibus-mozcを使うと困るのが
毎回毎回PCを起動する度にibus-mozcが直接入力になる事だ。
日本語を入力したくてibus-mozcを入れたのに、
そのibus-mozcが英語前提で起動してくれたのでは困る。
全角半角ボタンがあれば押せば済む話だがUS配列キーボードに
そんなものは無い。 
マウスでポチポチと変更する事もできるが面倒。
fedora時代の私はibus-mozcのソースをいじって
修正版ibus-mozcを作っていた。参考リンク
しかし、今回改めて調べるとこれを発見。
この設定を行えば「ctrl + `」で即切り替えができるので素早くて良い。
ibus-mozc→ツール→プロパティ→キー設定の
選択=カスタム→編集で
このスクショの青丸の所がポイント。詳細は先程のリンク参照。
検索したらfedora23でも似た事をやっている人はいた→リンク

私はもう日本がオワコンだと思っているので

海外に移住や留学ができる人は、
こんな泥船さっさと脱出すべきだと考えている。
当然、永住前提で考えての話なので語学学習も必須。
そのためにこのブログ記事がわずかでも助けになればと思う。

最後はお約束のひと言をオナシャス
「黒幕はキリスト教徒!」

みかん、いや、未完

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