臭い台詞が何度も出てくる。裏読みのし甲斐のある台詞だ。
元ネタになってる神話そのものが臭いとも言えるが
作者連中が何かしらのカルト教義に影響を受けて
シナリオを書いている疑惑も一部にはある。
そういうセリフの裏読みをしながら
キリスト教成立の謎を考察したり
各国の神話の試食をしてみようというのは
本ブログの重要テーマでもある。
今回は「第五特異点」こと
「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」に注目する。
「イ・プルーリバス・ウナム」とは
現実世界のアメリカのドル紙幣に印刷されている言葉。
ワシの頭上に注目
「い ぷるーりばす うなむ」e pluribus unumEは「い」と読むのが正解なのか?という疑問はある。
しかし当ブログ過去記事でも古典語の発音はスルーすると
決めたのでツッコミは無し。
意味としては「多様性と統一性の両立」的な感じ。
「多種の民族が集まりつつもひとつの国家として
統一・団結をする。
しかしそれは各民族の文化を否定する訳ではない」
・・・みたいなアメリカ合衆国の建国理念に繋がる云々。
オバマが演説の中で使った事もある
オバマの説明では"out of many we are one"らしい。
しかしこの画像。重要シンボルが多い。
イルミちゃんの好物の弓矢を握りしめるワシ
(余談だがワシとタカとトビは生物学的には同じ
サイズ等で区別されているだけ →参考リンク)
そのワシは左目を見せている。
左目チーム所属のアメリカには適切。
そして頭上に輝く13の星。
ダメリカ建国当時の13州を示すのだろうが
確かにこういう配置にすると六芒星になる。
勿論ワシの視線の先のピラミッドアイも重要シンボルだ。
さてこの「北米神話大戦」には色々とくっさいキャラが登場する。
まずはエレナ=ブラヴァツキー。
これは神話の登場人物ではなく実在した人物。参考リンク
1831年生まれ1891年死去。オカルト系では有名人だ。
まあ、ひと言で言えば、イルミちゃんの工作員。
「超能力」と称して、単なる「手品」をやったのに
ネタを見破られて大恥かいたという武勇伝もあるらしいw
(ねこた先生談)
このキャラの描写がなかなか臭い。
ひとつには生命の樹が描かれた服と本を携えている事。
また、ぶらばつきーはバトルシーンでは本を飛ばして
「第一の光!」とか「第二の光!」とか言いながら
ビーム攻撃?みたいなことをする。
「本・光・生命の樹」という組み合わせから考えるなら
光とは天地創造の事を指すのだろうか?
「本が開いて光が出る」というのは
聖書的に解釈するなら詩篇119篇130節。
「御言葉打ち開くれば光を放ちて、
愚かなる者を聡(さと)からしむ」
しかしその光になぜ「第一」と「第二」があるのか?
ぶらばつきーの攻撃は2種類だけではないのに
「第三」や「第四」が無いのはなぜか?
これはオカルト系の考え方のひとつとして
天地創造は2回行われたという考え方があるからかもしれない。
実際に旧約聖書を読んでいても、天地創造には矛盾点が多い。
例えば第1章と第2章で記載された内容の矛盾点。
第1章で終わったはずの天地創造が
第2章で再度説明されている謎。
大事な事だから2回書いたのか?と思いきや
被造物の創造された順序等矛盾点がある。
このあたりを根拠にオカルト系では天地創造が2回行われた
云々と主張する事がある。
いや、もっと書けば旧約聖書は途中で加筆されている。
本当は現在の創世記第2章こそが本来の天地創造であり
現在の第1章は後から加筆されたものだ。
(長谷川三千子著「バベルの謎 ヤハウィストの冒険 」
中公文庫)
そしてこの第1章が描写しているものは
天地創造を追体験するというカバラ瞑想法。
(「実践魔法カバラー入門 女神イシスが授ける古代の密儀」
大沼忠弘著)
カバラ瞑想、まして天地創造が「後から」加筆されている時点で
神から授けられただの、アブラハムガーだの、モーセガーだの
全宇宙の真理ガーだの、そんなものはハッタリ。
麻原尊師が最終解脱して云々というのとあまり変わらない。
この辺はグノーシスとかヤツらの好物に繋がる話題だ。
勿論「神=自分」という前回記事に繋がる話題でもある。
また、FGOでは「宝具」と称して
各キャラに「必殺技」的なものが設定されている。
ぶらばつきーの場合は宝具の名前が「サナトクマラ」で
「金星神火炎天主」と書く。
しかもその宝具の描写では、ぶらばつきーが
UFOに吸い上げられて、そのUFOで爆撃してくる。
「UFO、金星、サナトクマラ」なかなか臭い組み合わせだ。
カトリックではカミサマの事を「天主」というのもお忘れなく♥
参考→サナトクマラwiki
参考→菊りんブログ
(サナトクマラ 鞍馬山 大本教 神智学その他)
ぶらばつきーの宝具その他がyoutubeにアップされていたので
紹介しておく。
例えば「マハーバーラタの大英雄」と紹介される「カルナ」
添付画像の左側の人物が「カルナ」
インドの神話の登場人物だが完全にアルビノの白人顔。
同じくラーマ。「マハーバーラタ」と並ぶ
叙事詩「ラーマーヤナ」に登場する王子だが同様に白人顔。
インドは多民族国家なのでインド人=黒人という考えは
雑すぎる。
しかしインド人を白人と勘違いさせかねないFGOの描写は
もっとひどい。
「アーリア人」とか嘗ての英国の植民地化の正当化理論とか
「ヤツら」くさい話題を連想させる。
ちなみに「マハーバーラタ」内ではカルナの宿敵とされる
「アルジュナ」は黒人キャラとして登場。
子供向けゲームで「古代インド人=白人」という
洗脳をする意図があるのか無いのか結局不明。
ただ、FGO(オケアノス)では
ダビデが白人のアルビノキャラで登場するのも事実。
アシュケナジーユダヤとかブラックアテナとか
色々臭い話題につながるので要注意ではある。
さて、イ・プルーリバス・ウナムにおける
敵チームのボスキャラはクー=フーリン。
胸の模様にも注目だ。これはトリスケルだと思われる。
参考リンク
ケルト系の神話に出てくるクー=フーリンにはふさわしい。
え?何ですと?「3つの渦は、ちょろーめっぽい」ですと?
みんな大好き、ちょろーめ
え?しかも「3つの渦って666に見える」ですと?ケルトと黙示録という組み合わせか。
なかなかくっさいが
そういうけしからん事を言ってはいけません。
え?え?トリスケルと三位一体?
だから、そういうけしからん事を言ってはいけません。
次回はツッコミどころ満載のキャラ、
クー=フーリンをいじって遊ぶ。
最後はお約束のひと言をオナシャス。
「黒幕はキリスト教徒!」
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