神様とは何か?人間とは何か?
キリスト教とは何か?聖書とは何か?
そのあたりを探っていく。
まずは「第三特異点 封鎖終局四海オケアノス」から
第7節「アン女王への復讐」
話が脱線したように見せかけてなかなか臭いセリフが続く
へへー、私、女神様だけど、
基本的にはオリオンとして召喚されているのよね
だから、オリオンの力が私に宿っている状態な訳
・・・あ、思い出した。
オリオンって、確か水面を歩くことができるんだ。
そういえば、あなた海神(ポセイドン)さまの子供だったわね
それで水面を歩けるの
ふーむ。オリオンは水上歩行ができる。
しかもポセイドンパイセンの息子。
FGOは宮本武蔵が女だったり、ダビデが白人顔だったり
色々勝手な脚本だから一応チェック。参考リンク
オリオンは海の神ポセイドンの息子です。
ですから、水面を歩くことができました。
また、月の女神、アルテミスと恋人同士でもありました。
どうもこのへんの設定はFGOの勝手な脚色ではなくて
神話的に正解らしい。
しかし水上歩行と言えばキリストの奇跡のひとつでもある。
マタイ伝14章 マルコ伝6章参照。
なかなか臭い所を突いてきたではないか。
水上歩行の能力はポセイドン様のご加護。
オリオンが水上歩行できるのはポセイドンの息子だから。
じゃあ・・・。
キリストが水上歩行できるのもポセイドンの息子だから?
再燃するヤハウェの中の人はポセイドンパイセン疑惑。
これがビンゴだとすると一気に
「ポセイドンはフェニキアのカミサマ」
「だからポセイドンの息子のキリストもフェニキアのカミサマ」
「そのフェニキアのカミサマがユダヤを名乗った」
「ユダヤ人の正体はフェニキア人」という所まで
連続ヒット発動かもしれないんだが。とりあえずくさい。
この白髪?銀髪?の女は「アルテミス」=月の女神
(月の女神のシンボルから考えて正解は銀髪と思われる)
しかし熊のぬいぐるみとセットの時は
「オリオン」と名乗る。
まとめwikiを見ていると(参考リンク)召喚時のセリフが
「はーい! アルテミ...じゃなかった、オリオンでーす!」
「ペットとかぬいぐるみとかのオリべえでーす。
よーろーしーくー」
となっている。
そしてクラス(属性)は「アーチャー」=弓兵。
オリオン座は普通は棍棒を持っていると解釈される。
(上の画像の熊が棍棒を持っているのもそのせいだと
思われる)
このへんのキャラ設定やセリフの意味はwiki等を見ると
大体わかる(参考リンク)
軽くまとめると
イケメンでギリシア一の狩人のオリオンは女好きだった。
ある時、狩りの女神のアルテミスと恋に落ちた
二人は結婚を考えていたがアルテミスの兄アポローンが反対。
アポロンは毒サソリを刺客として送り込んだ。
そこでオリオンは海へ逃げた。
オリオンはポセイドンの息子だから海を歩けた。
しかしその時海面から頭だけが出ていた。
アポロン「おいアルテミス お前アレ(実はオリオン)
射ち当てらるか?
これだけ遠ければお前でも無理やでちゃうんか」
アルテミス「(ムカッ)できるわよ!(けどめっちゃ遠いやで)」
えーい!ビューン!スコーン!(大当たり)
アルテミス「ふふふ♥ 私ってやっぱ天才 さて獲物は...
(オリオンの死体発見)なんじゃこりゃあああ!!!」
アルテミス「名医アスクレピオス先生なら蘇生してくれますよね(涙目」
ハデス(冥府の神)「許しまへんで」
アルテミス「パパン(=ゼウス)、助けて(涙目」
ゼウス「許しまへんで。
けどオリオンを星座にしてやるやで。
これで夜空で月(アルテミス)とオリオンが再会できるやで」
こういう経緯で今でも蠍座が東の空に昇る頃
オリオン座は西の空に沈む。
(蠍座は夏の星座。オリオン座は冬の星座。)
まるでオリオンがサソリから逃げているように見える。
注目点はゼウスとハデスの意見が一致する事か?
私の唱える「ゼウスとハデスとポセイドンは中の人が同じ」
説に近い。
こういうエピソードを踏まえるとFGOのセリフも
いくつか納得ができる。
例えばエクストラアタック(4連続攻撃)の時のセリフ
ア「ダーリン行くわよ~!」
オ「俺じゃなくてあっちな!」
これは「また間違って俺に矢を当てるなよ?」という
皮肉めいた話題だと思われる。
アルテミスの属性は狩猟・貞潔・月。(参考wiki)
セレネやヘカテと同一視される事もある。
アテナ、ヘスティア、アルテミスで三大処女神。
「アルテミス」というのは古代ギリシア語の中の外来語らしい。
つまり先住民の信仰していた神様をギリシア人が取り入れた(?)
また結婚を許されない処女神、貞潔の神というのは
おセックスが大好きな聖母マリアを連想させる。
実際、月とマリアはつながりがある。参考リンク
更にマリアと月の関係を調べていたら
シンボリズム的に興味深いHPを見つけた。
カトリック武庫之荘教会のHPより(リンク)
中世美術ではマリアと苺がセットの事がある。
5月はカトリックでは聖母の月。また5月は苺の実る月。
(ついでにワルプルギスの夜もあるけどな!)
こじつけ臭いものも含めて苺とマリアはつながりが多い。
甘い味がマリアの優しさを示す
(←sweetって事? 注:sweetは味の甘さだけでなく、
親切、優しいという意味でも使う。
例えばLDOCE→リンク oxford dictionary→リンク
だけどsweetな果実は苺だけではない件)
イチゴの葉は3枚が1セット。これは多くを示す。
まずは、みんな大好き三位一体。
更にマリアの出産童貞も示す。
(↑意味不明 おセックスしてないだけで出産はしただろ?)
カトリックが1日3回唱えるアヴェマリアを示す。
(参考リンク)
マリアの信仰、希望、愛と言う三つの対神徳を示す。
ロザリオの三つの奥義(喜び、苦難、栄光)を示す。
・・・ぶっちゃけフルールドリスは関係無いのか?
苺の実のヘタの所、ガクが15枚なのは
15連のロザリオやマリアの生涯の15の喜びを示す。
参考HP(リンク)
品種改良その他もあって全てのイチゴのガクが
15とは限らないようだ。
イチゴの花の白色は聖母の清さ、貞潔、無限罪を示す。
5枚の花びらは、マリアの5つの徳
(知恵、従順、謙遜、清貧、慎重)や
ロザリオの5連を示す。
花芯の黄色は、神が聖母に与えた栄光を示す。
苺の果実の形は聖母の涙の形を示す。
その他色々。
美術でマリアと苺がセットのものは無いか探してみたら
こんなものがあった。中世ではないが紹介。
モデスト=カルリエ(ベルギー 1820-1878)の
「花といちごのある静物」参考HP1 参考HP2
花は散る。だから儚い人生を表す。
そして花は果実をもたらす。
これは生まれ変わりとかあの世での幸福を示す。
ガラス器に盛った苺はマリアの胎内に宿ったイエスを示す。
・・・ここまではいいとして。
苺はゲルマンの母神が死んだ子供に食べさせて送ったという
神話から、聖母マリアを象徴するようになった。
本作品は、小さな命の誕生と死を暗示
・・・おい、なんかまた物騒な事いいだしたぞ?
最後はお約束のひと言をオナシャス。
「黒幕はキリスト教徒!」
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